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【農芸部】和歌山県 自然科学部会 -最優秀賞-

11/23(土)-24(日)に,
和歌山県高等学校総合文化祭(自然科学部門)が開催されました。
この大会は,年に1回開催される和歌山県内の自然科学系のクラブの研究発表会です。

口頭発表では,公立・私立の多くの学校から,
合計19のエントリーがありました。
このうち,農芸部の 佐伯峻介 さんが発表した
「『幻の貝』ワカウラツボの分布域と生態」が,
最優秀賞(優勝)を受賞しました。

ワカウラツボは,干潟に生息する巻き貝の一種で,
最も絶滅が危惧される絶滅危惧種Ⅰ類に分類されています。
1933年に和歌山県の和歌浦ではじめて発見されたことからワカウラツボと命名されましたが,
1954-1999年の間,公害による水質汚染の影響で和歌山で全く確認されなくなってしまった幻の貝であります。

彼は,ワカウラツボの分布域について,
開智に入学する前から計6年間にわたり
和歌山県内18地点の干潟で調査を行い,
これまで報告がなかった地点でワカウラツボを発見しました。
研究の進め方や貝の正確な同定について,
和歌山県立自然博物館の方々に大変お世話になったとのことです。

開智高校では,
発表内容をどの順でストーリーだてて提示するのか,
どのような言葉を使って専門的内容を分かりやすく説明するのか,
パワーポイントを用いた発表手法について,指導した程度ですが,
彼は,12分間の口頭発表をしっかりと行っていました。
また,4分間の質疑応答では各方面から大変勉強になるご指導をいただきました。

興味をもったことに,とことん取り組む彼の姿勢には,感服するところであり,
これからも応援していきたいと考えています。