｜農芸部｜日本生態学会◆審査員特別賞◆
農芸部には，植物だけでなく，魚や貝や化石に興味をもっている生徒がたくさん所属しています。
魚に興味をもっている2名の部員は，学校の部活動の時間外も独自に研究活動をしており，
その内容を，本日実施された，【日本生態学会】の【高校生ポスター発表会】で発表しました。
この大会では，生態系の研究を行なっている高校生が，資料を提示しながら，
大学の先生や博物館の学芸員や他校の高校生に対して研究内容を説明したり，質疑応答を行います。
今年度もオンラインでの開催になりましたが，コアタイムには専用のテレビ電話のような機能で活発にやりとりができました。
本校農芸部からは，次の2つの発表を行ないました。
●「魚類のエタノール標本作成への挑戦」(高2 中村 桐人)●「大阪府内で採集されたウグイの正体」(高1 中島 歩)
本校の2つの発表を含め，全国で計49の発表があり，
他校の研究はレベルが高い発表も多く，大変勉強になりました。
今回発表をしなかった部員も，他校の研究に対して質問するなどして参加しました。
優れた研究発表には賞がおくられ，
「大阪府内で採集されたウグイの正体」(中島歩)の発表は，【審査員特別賞】を受賞することができました。
地道な活動の積み重ねによる研究活動，その研究内容をわかりやすく表現する活動，他の人の研究から多くを学ぶ活動のいずれもが，今後，何らかの形で役に立つことでしょう。
