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【中6】修学旅行(3日目)


修学旅行も最終日です。
宿を出発し、まず大塚国際美術館に行きました。
ゴッホのひまわり〔ホメオティック突然変異体(注1)の「まぼろしのヒマワリ」を描いたという説がある有名な作品〕など、
多くの興味深い作品に皆見入っていました。

(注1) ホメオティック突然変異体

体のある器官が別の器官に置き換わる突然変異体。
ゴッホの「ひまわり」の絵を注意深く見てみよう。
花は、通常外側から順に、がく、花弁(花びら)、おしべ、めしべがみられるはずであるが、
従来はがく、おしべ、めしべが形成される部位にすべて花弁が形成されていると思われる個体が
「まぼろしのヒマワリ」として描かれている。(厳密にはヒマワリの花の構造はやや複雑である)
ゴッホは、ヒマワリの形態異常に何を感じていたのだろうか?
植物以外にもハエの触角が脚に置き換わるアンテナぺディア変異体なども知られている。
ホメオティック突然変異については、高校理系生物で学習できる。

「ゴッホ ひまわり 突然変異体」で検索してみましょう。
実物のヒマワリの突然変異体の写真を見ることができます!


ホメオティック突然変異体のヒマワリ
右下のヒマワリは、がく、おしべ、めしべが花弁に置き換わっている


美術館のあとは、アオアナルトリゾートにて昼食をいただきました。



最後に、うずしおクルーズに乗り、渦潮を観察しました。
波が高く、比較的少なめではありましたが、
複数の渦潮を確認することができました。

また、船内アナウンスによると、
瀬戸内と太平洋では、満潮干潮のタイミングが異なり、
海水面に最大1.5m程度の段差が生じることもあるとのこと。
私たちも海水面の段差を目視で観測することができました。
太陽と月の引力、そして地形が引き起こす現象は、興味深いですね。


19:00すぎに無事、開智に到着しました。
たくさんの楽しい思い出と学びがつまった修学旅行になったのではないでしょうか。


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