【ILP】プレゼンのための文章ゼミ

ILP「文章ゼミ」は毎学期テーマを変えて、文章力を高める講座を開講しています。
今回のテーマは「プレゼンテーション」でした。
プレゼンについてのビジネス書やレクチャー動画などは世の中に数多く出回っていますが、具体的な「あの人」の心を捉えて離さないためには、どのような言葉が必要となるのでしょうか。
──他者が耳を傾け、興味を持ってくれるような「話の持って行きかた」とは何なのか?
──他者の心を捉え、行動に移ってもらう上で「伝えるべきこと」「言わないほうが良いこと」とは何なのか?
この講座ではこうした問いをめぐって、具体例を交えたレクチャーを行い、各自が実践的に使えるようになることを目指しました。
受講生は、あの手この手でプレゼンを行ったうえで、互いにフィードバックを行います。
「この言い方は刺さった。」「この表現はしない方がいいんじゃない?」
実はこの講座には、裏テーマとして「他者のニーズを想像することの難しさと面白さ」というテーマがありました。
受講生にそれを伝えたとき、「たしかにこれは友人関係にも生きる」「自分にも使える」と応用しようとしてくれていたことが印象深かったです。
たった4回の講座でしたが、それぞれが気づきを持ち帰ることのできた講座になったのではないかと思います。
以下は、そんな受講生の感想です。
○感想
・この講座に来てから、言葉を紡いで、データを使って発表をすることがプレゼンだと感じていたけど、相手の性格や特徴に合わせた、プレゼンを考えるのが一番大事なのだと感じました。社会人になっても使えるテクニックをここで教えてもらえるなんて、正直最高です。(高1男子)
・今までは何かを話す時や説得する時、何も考えずに話していて失敗することがあったのですが、文章ゼミに参加してから構成を考えてから話そうと考えられるようになりました!これからは話の持っていきかた、ニーズに注目して考えていきたいです。文章ゼミ有難うございました!(高1女子)