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中学校SDGs特別展⑪「14.海の豊かさを守ろう」


今週は1-3の「海の豊かさを守ろう」です。地球の面積の7割を占める海洋ですが、今現在様々な危機に直面しています。
1つは魚の乱獲などにより、海洋の生態系のバランスが崩れていること。もう1つは私たちが排出してしまったプラスチックゴミやそれが海の中で砕けたマイクロプラスチックなどを海洋生物が飲み込むことで危害を与えてしまうことです。
私たちが住んでいる日本は海に囲まれている島国です。一見、日本から遠く離れた世界の話のように思えますが、私たちの自己中心的な行動が海洋に悪影響を与えてしまっているということ、この生活が続くと日本近海にも反動があるということを頭においておき生活することが求められます。他人事ではなく、自分事という意識を持って生活を送っていきましょう。以下、生徒の感想です。

・魚の気持ちになって考えたのかなと思った。魚を困らせているのは私たち人間だということが分かった。

・自分達が「ちょっとだけ」といってほかしてるものが海の動物達の個体数をへらし、海の環境がとんでもなく悪くしていることをしっていたが、思っていた以上に問題が深刻で、少しショックだった。今の私に出来ることは海、川に落ちてるゴミはひろうことだと思います。

・海にはたくさんのゴミが捨てられ、海の生物が安全に過ごすことができない現状を知った。和歌山は白浜などの海が有名な地位が多いのでそういうものを守るためにも、海のゴミを拾ったりできるんじゃないかなぁと思った。

・僕は「海の豊かさを守ろう」について、想像以上に人間が出したごみが海洋生物に被害を与えていることを知り、ショックを受けました。新聞で、プラスチックごみがウミガメの鼻に詰まってしまう事件は読んだことがありますが、その時は他人事としてとらえてしまいました。しかし、今回の展示を見て、他人事とは思えなくなり、海洋汚染をなくすためにどうしたらよいか考えるきっかけになりました。

・今、レジ袋が有料化され、それを利用しない人もよく見るようになりました。日本は、少なからずプラごみの減少に動き出していると思います。僕は、それに応じて人々もごみの分別やポイ捨てをしないなど、意識することが大切だと思いました。また、そうするように周りに呼び掛けるなど、僕たちにできることは身近にあり、それを実践することが大切だと思いました。

・海の生物がプラスチックのゴミなどによりたくさん死んでいることや、海の環境が破壊されつつあることについて、深く考えさせられました。あまり自分とは関係のないことだと思っていたけれど、実は私たちの日々のゴミが、そういう環境を作っているんだなと思いました。この環境を少しでも改善するには、自分たちのゴミの処理について考えることが大切だと思いました。またゴミをあまり出さない生活、プラスチックのゴミではなく、自然にかえるゴミを作るということが大切だと思いました。そのために私たちは、エコバッグを使ったり、あまりプラスチックのゴミを出さないように上のものを使うなど工夫しなければいけないなと思いました。

・私の祖父母の家が加太で海が近くて昔から見てきたけど確かに空き缶のゴミや、袋が捨てられています。酷いことだと思います。そのことがよく分かりました。大きなプレートに魚の気持ちが書いていてその通りだと思ったし、私たちが魚を苦しめ、その魚を食べて自分たちが苦しむ。とてもおかしいことだと思います。捨てるのなんてゴミ箱に入れるだけなんだから、全員が全員じゃなくても、一人一人の意識をもう少し改善することが大切だと思いました。まずは自分から、ちゃんと心がけようと思う展示でした。


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