学習システム

中等部

コース紹介

成長し続ける人材を育てる2つのコース

中等部に2コース制が生まれて10年目となる平成29年度。
これまで開智が積み上げてきた数々の理系への取り組みをベースに、これからの社会で求められる思考力・判断力・表現力を培うためのさまざまな仕掛けを加え、生徒一人ひとりの目標をサポートするスーパー文理コース・特進コースとして新たに発進します。

■スーパー文理コース

文系・理系に分かれて、難関国公立大学、医学部医学科をめざすためのコース

入学時から、文系・理系を問わずさまざまな知的好奇心を刺激し、高い目標に向かって成長し続ける人材を育てます。
6年後には、難関国公立大学や、医学部医学科への現役合格をめざす意欲の高い生徒が集うクラスです。
義務教育期間は日々の授業や土曜日のレベルアップ講座など、さまざまな取り組みの中に、深い思考力・確かな判断力・豊かな表現力を養うための土台を築き、自ら学ぶ意欲と自分を高めることの意義を自覚する生徒を育てます。
そして、4年生(高1)からは、7限授業や志望校別特別対策講座を導入。
5年生(高2)で文系・理系のコースに分かれ、難関国公立大学や医学部医学科への進路実現に向けたハイレベルな授業だけでなく、生徒一人ひとりの目標達成のため、学校や教員が一丸となってしっかりサポートしていきます。


■特進コース


文系・理系に分かれて、国公立大学をめざすためのコース

入学時から将来の目標を明確にして、中高6年間で生徒一人ひとりの実力を大きく伸ばします。
義務教育期間は、まず学習習慣・生活習慣の定着を徹底し、生徒一人ひとりの学習到達度に見合ったきめ細やかな学習指導により基礎学力の確実な定着をめざします。
5年生(高2)で文系・理系のコースに分かれ、5年生終了時までに大学入試に必要な高等学校の学習内容をすべて終了します。6年生(高3)では、国公立大学合格に焦点を絞った演習中心の授業を行い、志望大学に合格できる学力を身につけます。各クラスそれぞれの目標に応じた授業内容と進路学習により、生徒一人ひとりの夢の実現を応援していきます。

■6年間の学びのステージ

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■カリキュラム

年間授業約250日、土曜日授業。先取り学習で学力を大きく伸ばします。

カリキュラムの大きな特色は、中高6年一貫教育のメリットを活かした高校の先取り学習にあります。2年生(中2)で中学の教育課程を修了し、5年生(高2)で高校の教育課程を修了します。そして、6年生(高3)には大学入試対策の演習として、志望大学に合わせた授業を行います。また、土曜日授業による完全週6日制や、長期休暇の短縮などにより、年間約250日の豊富な授業日数を確保。授業日数や授業時間数を十分に確保することによって、実力をじっくり養成することができます。
※本校では60分授業を実施しています。大学入試制度の変更に伴い、授業時間数は変わる場合があります。



■校時表


■サポート体制


教員室前にはいつでも質問ができる「質問コーナー」を設けています。

勉強のつまずきは、わからないところをそのままにしていることからはじまります。そこで開智では、生徒たちが勉強でわからないところを、先生にいつでも聞くことができる「質問コーナー」を教員室前に設けています。わからないところをわかるまで教え、苦手科目をつくらないようにするのが、学力を伸ばす大きなポイントです。「いつでも気軽に質問できる雰囲気」を大切にし、自学自習できるスペースをたくさん設けているのも開智の特色です。休み時間や放課後は、先生に質問したり、自学自習したりする生徒の姿が多くみられます。


学びの特色


「自学自考」こそが生徒の伸びる力となります。

開智での学習は、まず自ら学ぶ姿勢を身につけることからはじまります。また、さまざまな取り組みや活動を通して「心」と「知識」を育み、志望大学に合格するための高い学力を養成します。

予習→授業→復習のサイクルが学習の基本

日々の授業では、常に生徒一人ひとりの学習進度や理解度を確認するとともに、多方向から生徒をパックアップする指導体制を整えています。
1年生・2年生は、基本的な生活習慣と学習習慣の確立期です。朝起きる時刻、勉強をはじめる時刻、寝る時刻を固定するといった規律を重んじ、自ら学習する姿勢を養う指導を徹底して行います。
また、生徒たちが日々の授業の中で着実に基礎学力を身につけていくためには、効率の良い学習計画が必要です。学習面では、予習→授業→復習の基本的学習習慣を身につける指導に重点を置いています。サイクル学習の徹底で、学んだことをしっかりと理解することにより、学力の定着をはかります。

「自ら学ぶ力」を育てるための開智の取り組み

■早朝読書


読書習慣は学びへの入口。

第1限の授業がはじまる前に、各自が興味の ある本を読む早朝読書タイムを設けています。静寂な空気の中で、毎朝集中して読書をすることによって、読書習慣をしっかりと身につけ、読解力を養います。また、読書タイムを設けることによって脳の活性化をはかり、スムーズに授業に臨むことができます。

■補習授業


課題点の確認、弱点の克服。

テスト結果に基づいて各自が課題を確認し、不十分な場合は補習授業などでわかるまで徹底的に指導します。苦手科目や課題を克服していくと、生徒の学力は飛躍的に伸びていきます。そして、定期考査以外にも、確認テストや模擬試験などを随時実施し、生徒一人ひとりの学習到達度を的確に把握します。

■小テスト


毎日の積み重ねが確かな学力に。

基礎学力定着のためのフォローアップとして、英語、国語、数学などの小テストを実施しています。こうした小テストを毎日コツコツと繰り返すことによって、知識の習得だけでなく、毎日の学習習慣が身につき、大学受験に向けての基礎学力が無理なく定着します。

■気になる News


読む力、考える力、まとめる力。

各自が新聞の中から関心のある記事を選び、レポートにまとめるのが開智独自の取り組みである「気になる News」です。自分自身の意見を文章化することによって、考える力、まとめる力を養いつつ、社会の出来事に対する深い洞察力や思考力を育みます。

■総合学習


自分の考えを表現する楽しさ。

自ら学び、主体的に行動し、問題解決能力を高めていくために、調べ学習やディベート、 ペットボトルロケット作製など、さまざまな取り組みを行います。自分の興味のあるテーマをもとに、新聞・雑誌などから記事を集め、考察したり、グループで意見交換をしたりしながら、論理的思考力を高めます。

■課外授業


頭で考え、心で感じ、身体で学ぶ。

教科書を利用した学習だけでなくさまざまなテーマ学習を行い、論文作成に向けた基礎知識と研究方法を学習します。課外授業の前には事前学習も行い、より効果的に学習することができるように工夫しています。

■長期休業中の特別学習


長期休業中にこそ養われる探究心。

授業で学んだことを活かし実践する取り組みや、弱点を強化するとともに、得意科目を伸ばす学習機会を設けています。1年生の夏季休業は、2泊3日の勉強合宿から始まります。 じっくりと考え、学ぶことができる長期休業日を利用して、規律正しい学習習慣を身につけ学力の定着と探究心を養います。

■開智オープンセミナー


学ぴの視野を広げ、学問の入口へ。

多くの大学から、文系・理系を問わずいろいろな専門分野の講師を招いて大学の講義を行う開智オープンセミナーを4年生と5年生を対象に開催。大学のアカデミックな講義を体験することで、学部や学科について、より現実的に考えながら、学びの視野と将来の進路選択の幅を広げることができます。

■レベルアップ講座


知的好奇心への刺激から生まれる問題解決能力。

筋道をたてて問題を解決する能力や、身につけた知識を実践的に活用できるカを養うためのハイレベルな講座を開講しています。それぞれの解法をお互いに発表し合う数学プレゼンテーションや、サイエンスラボでのさまざまな科学実験など、オリジナル教材を用いて知的好奇心を高めながら、思考力・判断力・表現力を鍛えています。

■志望校別演習


中高一貫だからできること。

先取り学習により6年生には、志望大学の入試傾向に合わせた演習時間を十分に確保しました。センター試験や志望大学の過去入試問題を徹底演習し、目標の大学に合格できる応用力、実践カを養成します。


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