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GW中の開智の植物

開智で一番高い木が今年も薄紫色の花を咲かせています。
上図の矢印で示す木で,上の部分だけ見えています。
だんだん近づいて撮影してみました。






さて,みなさんは一度は(あるいは毎日),この植物をかたどったものを見ているはずです。
豊臣秀吉の家紋にもなっている植物,500円硬貨に大きく描かれているこの植物は・・・




「桐(キリ)」であります。
日本では,家具の材料となるなど,身近な植物ですね。
高1,高2,中4(特進)の諸君は,廊下の目の前に見ることができますね。
一度見てみましょう。


さて,ついでに農芸部で育てているジャガイモとコムギの生育状況もご紹介します。
まず,ジャガイモですが,間引き後に成長が加速してだいぶ大きくなりました。


3月に植えたジャガイモの花が咲きました。
ジャガイモはナス科ですので,同じナス科のナスやトマトと似た五角形の花を咲かせていますね。
このように,ジャガイモは花を咲かせて有性生殖も行いますが,やはり主には塊茎(我々がいつも食べているイモの部分)による栄養生殖(無性生殖の一種)を行って子孫を残します。

昨年秋に植えたコムギ(ゆめちから)も来月の収穫をひかえて,たくさん種子をつけています。


コムギは,様々な密度で植えて生育を比較しています。


8個体/プランター

4個体/プランター

2個体/プランター

1個体/プランター

低密度ほど,1個体あたりの生育がよいことがわかります。
昨年は,32個体/プランター,16個体/プランター,8個体/プランター,4個体/プランターで実験し,
4個体/プランターが最もプランターあたりの収量が多いことを確認しているので,6月の収穫を終えて解析すると,どのような結果になるのか楽しみであります。


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