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共助学習(中等部4年生・高等部1年生)

6月20日の6限目に、中等部4年生と高等部1年生の生徒を対象として共助学習が行われました。

JRの職員の方々と県立和歌山盲学校の先生方に本校にお越しいただき、それぞれ「共助」をテーマとした講演をしていただきました。

日常生活の中で困っている人に出会ったとき、「自分には何ができるのか。どうすることが人を助けるということに繋がるのか。」ということについて考えながら、生徒たちは講演を聞いていました。

その後生徒たちは「介助」の体験をさせていただきました。そこでは「手引き」という視覚障害をお持ちの方を誘導する方法を教えていただきました。介助をする人は、相手の目になったつもりで誘導を行います。相手が安全に進むことのできる道を事前に確保できているか、相手と歩幅を合わせることができるかなど、介助の際には細かい気配りが必要になります。その中でも介助をする人からされる人に向けて、次の動作を示す積極的な声掛けがとても重要になることを生徒たちはこの体験を通して気づいていました。いかに相手を危険に晒さず、不安にさせないか、ということにおいて多くの工夫をすることができました。

「共助」という言葉を初めて聞いた生徒たちも中にはいたようですが、この共助学習によって、困っている人に対して何か行動を起こしてみようという気持ちが芽生えてきている様子が感じられました。

貴重な経験をさせていただきました、JRの職員の皆様、そして県立和歌山盲学校の先生方、本当にありがとうございました。


JRの職員の方々による講演


車椅子操作体験

県立和歌山盲学校の先生による講演


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