学校概要

about

校長メッセージ

  学校長 高松雅貴

開智中学校・高等学校は、令和4年度で開校30年、前身校である修徳高等女学校の創立から100年となる節目を迎えます。これからも、伝統を更に重ねながら、時代の要請に応える教育の実現にチャレンジし続ける学校でありたいと強く思っています。

新型コロナウィルス感染拡大など不確実性が増す「予測困難な時代」と社会の在り方が大きく変わる「Society5.0」が目前に迫り、生徒一人ひとりが中高生時代に身につけておきたい資質や能力も変化してきました。確かな知識・技能を基盤として、思考力・判断力・表現力と対話的・協働的に学ぶ力、学びに向かう力が求められています。開智では生徒が学校生活のあらゆる機会で主体的に参加し、取り組むべき課題に見通しを立てて粘り強くやり抜けるように支援しています。

確かな学力や創造的問題解決力を育成する授業に加えて、生徒自身が自己の成長を実感できるように多彩な学校行事、クラブ活動、国際交流活動、リーダー研修などを実施しています。また、一人一台のタブレット環境が完成し、授業や特別活動等でタブレット機器やICT設備を利活用することで、生徒一人ひとりの能力や個性を大きく伸ばしています。その成果として、令和4年度大学入試において大阪大学や神戸大学を含む国公立大学等に124名が合格し、関関同立125名を含む私立大学へも多数合格し、生徒たちは夢を実現させています。

本校の校訓「四恩報答」は、私たちが生かされていることへの感謝を実感し、その恩に報い応える生き方を目指すものです。人はひとりで生きているわけではなく、他者との関わりを意識することで、自分自身をより広くより深く理解することができます。自分の個性や可能性を信じ、社会に積極的に関わろうとする意欲を持ち、それぞれが自覚した使命を果たす。“あなたがいてくれて良かった。”と言ってもらえる開智生を育てます。

このメッセージを読んでくださっている皆さんの夢は何ですか? その夢をいつ、どこで、誰と実現しますか? 開智では、夢を語り合える仲間と生徒に寄り添い、鍛え、励ましてくれる熱心な先生があなたを待っています。高い志を持つ皆さんが、この開智に集うことを心から願っています。